38歳の若さでかなり出生した貴乃花親方これは若い力士にとってすごくいいイメージになったんでしょう！
これからの相撲が面白くなりそうですね。

（以下引用）

クリーンな新理事長が「土俵の充実」を貴乃花親方に託した。
日本相撲協会は２０日、臨時理事会を開催し、放駒新理事長（６２＝元大関魁傑）が就任し、新体制を決定した。貴乃花親方（元横綱）が史上２番目に若い３８歳で審判部長に抜擢され、新巡業部長には九重親方（元横綱千代の富士）。理事長を辞任した武蔵川親方（元横綱三重ノ海）は貴乃花親方に代わり教習所所長。理事長代行だった村山弘義外部理事が、新設された副理事長に就いた。

貴乃花審判部長は「番付編成、勝負判定を含めて、公明正大を目指して頑張りたい。言語を私なりに考えて、お客さまにわかりやすく伝えたい。現役力士がやる気を起こすような、明確な判断基準を志します」と所信表明。しかし貴乃花親方は放駒理事長らの二所ノ関一門から離脱し、２月の理事選に強行出馬。新理事長選出の際には北の湖理事（元横綱）を推薦し、反旗を翻している。

本来なら閑職に追いやってもおかしくはないが、放駒理事長は「若いんだし、いろんなことを経験してもらわないといけないから。副部長もやっていたし、審判部が一番いい」と抜擢の理由を説明した。現役時代にも“クリーン魁傑”と称された放駒理事長は、相撲に対するスタイルでは貴乃花親方と相通じるものがあり、適任と考えたのだろう。

また、新広報部長となった二所ノ関理事は会見で「こういう場だから言わせてもらいます。私の話が出ると、必ず昔のマージャン賭博が出てくる。私の認識だと、逮捕という言葉は警察が容疑者を捕らえ拘束すること。以前に刑事罰を受けた者が前科」と突然熱弁を振るい始めた。

実際、１９９５年１月に現行犯逮捕され審判委員を解任、春場所謹慎、減俸６カ月の処分を受けているが、「某テレビ局で有名なコメンテーターが『賭博で逮捕された理事が、のうのうとしてる』と言っていた。ある週刊誌では私のことを『前科者』と書いてあった。村山先生（副理事長）に聞いたら、『それはあなたの認識どおりだ』といわれた」と続けた。要するに、拘束されていないから逮捕ではない、刑事罰を受けていないから前科もないと言いたかったようだが、風当たりの強い時期だけに、新体制の前途は多難だ。